台所の始まり
|日本の台所の近代化|
アジアの台所
日本は明治維新によって、それまでの武士が支配する封建社会が崩壊し、国の近代化が、西欧の文明を取り入れながら推し進められました。都会では、鉄道が敷かれ、ガス灯が夜の街を明るくし、レンガ造りの建物が建てられるなど、風景が一新。人びとも、洋装を身につけたり、散髪して髪を短くしたり、パンや肉料理などの洋食を食べたり、生活スタイルが徐々に変化していきました。
近代以降、時代の大きな流れの中で、台所はどんなふうに変わってきたのでしょうか。明治から、現在までをたどってみます。