だれとでも一緒に食事ができるレストランには、出入り口や店内にだんさがなく、車いすでもらくに店内に入ることができます。そして、車いすの人がそのままテーブルにつくためには、いすを自由に動かせるということが大切なポイントです。また、目の不自由な人のために、点字メニューを用意しているところもあります。このメニューは文字や値段(ねだん)だけでなく、料理のかたちを凹凸で示し、大きさが手でさわって分かるような工夫もしています。
レストランではふつうペットなどの動物がお店に入るのを禁止していますが、目の不自由な人や耳の不自由な人の大切なパートナーとなっている盲導犬(もうどうけん)や聴導犬(ちょうどうけん)は別です。大切な役割のある動物には、ちゃんとしたしつけがしてありますので、入店できることがバリアフリーとなるのです。