まちのなかには住宅ばかりでなく、いろいろな施設や建物があります。まちに住んでいる人が買物に出かけるスーパーや商店、子どもたちが通う保育園や小中学校、散歩や運動をする公園などは、みんなの暮らしに大切なものです。こうした施設や建物は、そこに住んでいる家族の数や人口とその密度に応じてつくられています。
安全で便利に暮らせるまち、住みやすいまちにするためには、どんな大きさの建物や施設がどのくらい必要かといった目安があります。500~1500戸の住宅が集まったまちのなかには、保育園や診療所、50m四方の小さな公園、バス停やポストなどが必要と考えられています。それぞれの住まいから約250mの距離になります。また、小学校や消防・警察の派出所、図書館は、2000~2500戸の住宅の集まりごとに一か所、必要とされています。それぞれの住まいからは約500mの距離となります。
歩いて行くことのできる広さのなかで、生活ができるように考えられています。 |