宿場町は、旅人の相手をすることでにぎわったまちでした。歴史の時間にならう、江戸時代の大名が参勤交代(さんきんこうたい)で通った道筋(みちすじ)に宿が置かれてできたまちです。東海道(とうかいどう)や中仙道(なかせんどう)には多くの宿場町ができました。旅行者の相手をする宿屋や飲食店の人、物を運ぶ、今でいう宅急便の人が住んでいました。昔は歩いて旅をする人がほとんどでした。東海道五十三次、全行程400キロメートルの道のりで、大体8キロメートルおきに宿場町があり旅の人の疲れをいやしていたといわれています。