人が健康的に暮らすためには、身体を清潔に、衛生的に保つことが必要です。日本は高温多湿なので暑い日には汗をたくさんかいて、皮膚がベトベトになります。そこで入浴して、顔や頭、身体を洗います。そして身につける衣服も小まめに洗って、きれいにしておきます。入浴は汗や汚れが落ちて、さっぱりした気分になるだけではなく、身体全体が温まって気持ちよく眠ることができます。 さて、お風呂に入ったり、毎日清潔な服を着るには、どんな家事をしなくてはならないのでしょうか。 浴室は、他の部屋よりも温度が高く湿気が多いことに加え、垢(あか)や石けんカスなどのカビが発生しやすい条件がそろっている場所です。このカビはアレルギー等の原因となったりします。そういった状態を放っておくと建物の寿命にも影響がでてきます。日頃のこまめな掃除に加え、通風や換気をよくすることが欠かせません。 また、汚れた衣服やタオルを洗濯して清潔なものを用意しておくことも大切です。 最近の入浴は身体を清潔にする衛生面だけでなく、ゆっくりリラックスするという精神面の効果も考えられ、浴室をくつろぐ空間にするための工夫も必要になっています。
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