音の問題とご近所づきあい
 どんなに音を出さないように工夫をしても、生活をしていれば音は必ず出てしまいます。人が不快に感じる音をなるべく出さないように、日常のちょっとした行動にも注意しましょう。たとえば、ドアや窓を乱暴に勢いよく閉めると「バタン!」とか「ピシャン!」というかなり大きな音がでてしまいますが、ゆっくり閉めれば、音は小さくなります。不注意で物を落とすことがあっても、その音はその場限り。しかし、走り回ったり、跳びはねたりするのはうっかりではありません。上からドンドンと音が響く下階の人の気持ちを考えて、そうした行動は慎みましょう。
 それから、音を出している人が顔見知りかどうかでも、音の受け取り方が変わってきます。同じアパートやマンションをはじめ、ご近所に住む人には、日ごろからちゃんとあいさつをして仲良くしておくといいですね。家の建替えなどのときはもちろんご近所にあいさつをしますよね。日曜大工や、ちょっとした工事をする時にも、どのくらいの時間、どんな音が出るのかご近所の人に事前に知らせておくとよいですね。自分が好きな音、気にならない音でも、そうでない人がいることを忘れないようにしましょう。

「音の問題が起こりやすいとき」「騒音を防ぐ工夫」「音の問題とご近所づきあい」