家のまわりの見通しが悪いと、どろぼうはねらいやすいと感じるようです。高いブロック塀は、低い格子やフェンスなどにしたほうが、出入り口や窓などが外から見やすくなり、どろぼうが玄関や窓をこじ開けることがしにくくなります。また、塀を低目にするのは、見やすいだけではなく、屋根や高い位置の窓に上がる足場をつくらないことにもつながります。庭の木も日頃からちゃんと手入れをして、見通しをよくしておきましょう。 さらに庭には砂利などを敷いておくと、歩くときに音がするので、人に気づかれやすく、どろぼうがいやがります。また、知らない人に吠える番犬を庭で飼っていると、あきらめるどろぼうが多いようです。さらに、ご近所同士仲良くつきあっていれば、知らない人や見慣れない人が来た場合、「だれかしら?」と気になって注意します。そうした近隣の目はどろぼうの大きなプレッシャーになり、地域全体の防犯にたいへん効果があります。
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