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いまの住まいの満足度は? 気に入っている点は?
持家層に見る、住宅取得資金は?
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持家層に見る、住宅取得資金は?
持家の方が住まいに要した資金総額の平均は、注文住宅(土地購入資金を含む)、分譲住宅がともに4,000万円台。自己資金比率は、注文住宅が約42%と高く、分譲住宅が約31%、リフォームは65%と大半が自己資金でまかなっています。
住宅取得世帯の大部分がローンを利用していますが、なかでも分譲住宅取得層でその割合が高く、約84%にのぼっています。注文住宅では約68%、中古住宅では約71%の方が「ローン」を利用しています。
また、住宅ローン減税制度の適用を受けた世帯は、注文住宅、分譲住宅取得層ともに90%近く、中古住宅取得層では築年数や耐震基準などの適用条件の問題もあってか約69%にとどまっています。
住宅ローンの年間支払額の平均は、分譲住宅で150万円、次いで注文住宅が130万円、中古住宅が125万円となっています。
また、世帯収入に占める返済負担率は、注文住宅、分譲住宅で約22%。
中古住宅の場合は約19%とやや低くなっています。
こうしたローン返済に対する評価をたずねてみると、「ぜいたくはできないが、何とかやっていける」が約61%でもっとも多くなっています。5年前の調査結果と比べると、「家計に余り影響がない」「ぜいたくを多少がまんしている」がやや減り、「生活必需品を切りつめるほど苦しい」が1ポイントほどではあるけれど増えています。
住宅の建築・購入にあたり影響を受けたことは?という問いには、どの住宅タイプにおいても「金利動向」「税制等の行政施策」が住宅取得意欲の向上につながっています。一方、不安要因としては、多くの方が「前の住宅の売却価格」「景気の先行き感」「家計収入の見通し」をあげています。