屋内の遊び場
 遊び場は屋外だけではありません。みなさんが住む街には、子どもたちの遊びのための屋内の施設があります。その代表的なものは児童館で、読書や工作、時には勉強をお友だちと一緒にできる場所です。ちょっと広めの遊戯スペースでは、スポーツも楽しむことができ、子どもたちにとって、放課後の大切な居場所になっています。
 1990年以降ぐらいから、子どものための大きな建物も建てられてきました。児童センターや児童会館と呼ばれ、広い屋内にいろいろな使い方のできる場所がそろえられています。たとえば、学校の体育館のような広い運動場や、お芝居が楽しめる劇場なども備えられています。また、小学生だけでなく、中学生や高校生なども利用するような施設では、おしゃべりが楽しめるラウンジや音楽スタジオなどもあるようです。
 以前は、子どもが使うための場所であっても大人だけで考えて、つくってしまいました。しかし、最近は子ども自身が場づくりに参加し、その意見が取り入れられた施設がつくられるようになってきました。こうやってできた遊び場は、子どもにとって魅力的で、より居心地のよい場所になっているようです。

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