遊び方
 一緒に遊ぶ友だちの数や遊び場が違えば、遊び方も違ってきます。30~40年前は、空き地や道路で大勢で遊びました。鬼ごっこやかくれんぼ、はないちもんめなどは、道具もいらないし人数が多いほど楽しめます。道具の必要な遊びでも、ベーゴマや縄跳び、ゴム跳びなどはお金もかからず、誰でも簡単に楽しめました。また、冬に雪がたくさん降る地域では、雪合戦をしたり、みんなでつくった雪の小山を手作りの「竹スキー」で滑ったりして遊びました。歳の違う子ども同士が一緒に遊びましたから、年長の子どもが小さな子を気づかい、一緒に遊べるようルールを工夫をするなど、思いやりも自然と身につきました。
 一方、今の子どもたちが大好きなテレビゲーム。外で自由に遊べる場所も少ないので、刺激的なゲームに夢中になりがちですが、やりすぎると、目が悪くなるし運動不足にもなるので注意したいところです。家の周りには自由に遊べる場所は少ないかもしれませんが、行ったことのない道を歩いたり、面白そうな建物を探したりと、外に出て、まちを探検してみてはどうですか。またおとなの人に昔の遊びを聞いてやってみたり、友だち同士で工夫して新しい遊びをつくってみるのも楽しいかも知れませんね

「遊ぶ時間と遊び友だち」「遊ぶ場所」「遊び方」